さて、ini設定まで来ると次はenbeffectやenbeffectprepass辺りの設定でしょうか。
enbeffectprepassについては、大体200行目~250行目付近が設定箇所になります。
こちらも色々細かい設定が出来るようですが、自分は数箇所しか弄っていません。
そちらの設定については、こちらのサイト(ポリゴン革命さん)を参考にしています。
最近はDoFを採用したENBも増えてきたので、適当にチョイスしてenbeffectprepass.fxだけを抜き出して微調整が一番簡単だと思います。
あんまりにボケ具合が強いのを選ぶと通常プレイには向かないので注意。
そういう場合は、SSを撮る場合にのみenbeffectprepass.fxを上書きするのも手ですが、enbseries.iniの[EFFECT]にあるEnableDepthOfField=のtrue/falseによる切り替えがオススメ。
普段のプレイではDoFを切って、SSを撮る場合にのみオンにするのが目にもfpsにも優しいです。
なんせDoFはオンにすると設定によりますが大体fpsを5~15程消費します…。
追記:DoF2.0.5のVerUPに伴い新しい記事が投稿されてました(ポリゴン革命さん)
さて次にenbeffect.fxの設定の話です。
enbeffect.fxはENBごとに採用されている形式が大きく違います。
まずは先頭行付近の #define POSTPROCESSを捜します。
この行の末尾に書かれてる数字がそのenbeffect.fxが採用しているポストプロセスの種類です。
最近の流行のENBでは2か5が多いですね。
というわけで2と5に絞って設定を考えていこうと思います。
まずPOSTPROCESS 2の設定ですが、POSTPROCESS 2で検索します。
SESでは40行~60行付近に設定されています。
float EBrightnessV2Night=1.0; //ブライトネスの強さで上げるほど明るく白っぽく
float EBrightnessV2Day=1.0;
float EAdaptationMinV2Day=0.08; //低いほど明るくなる、0.01刻みでも大きく変わる
float EAdaptationMinV2Night=0.12;
float EAdaptationMaxV2Day=0.14; //高いほど暗くなる、0.01刻みでも大きく変わる
float EAdaptationMaxV2Night=0.20;
float EToneMappingCurveV2Night=8.0; //トーンカーブ:数字を上げるほど全体的に明るく
float EToneMappingCurveV2Day=12.0; //この数字は12~8辺りで設定されている事が多い
float EIntensityContrastV2Day=1.775; //コントラスの強さを決める、数字を上げると同時に明るくなる
float EIntensityContrastV2Night=1.450; //下げていくとコントラスは弱くなるが、全体的に暗くなる
float EColorSaturationV2Day=1.5; //彩度設定、テクスチャーMODの影響を受ける
float EColorSaturationV2Night=1.25; //自分の環境と趣味に合わせて微調整を
float EToneMappingOversaturationV2Day=180.0; //数字が低い程光源が明るくなる(月や太陽)
float EToneMappingOversaturationV2Night=100.0; //太陽の明るさは180-130前後の設定が多い
長くなったので、POSTPROCESS 2については次の記事で説明します。