ちょっとだけ新しい設定で気になる部分があったのでメモメモ。

というわけで今回は、enbbloom.fxの設定変更による効果。

それからenbeffect.fxの一部について、追加説明をしたいと思います。

どちらもビジュアル的に大きく変化のある部分です。

 

ではenbbloom.fxの設定について解説します。

このファイルはbloom光の強さや色を決める大元のようなものです。

enbeffect.fxでもbloomの色設定がありますが、bloom.fxの設定を元に更に色設定を乗せてる感じだと思われます。

 

まず250行目以降にある数字設定に注目します。

 

float3 violet=float3(0.6, 0.5, 0.9);//v3

 

この数字を変更することでbloom光の色合いが変わります。

float3(0.6, 0.5, 0.9)

 

float3(0.2, 0.2, 0.9)

 

float3(0.8, 0.1, 0.4)

3枚目なんかは昼間に撮ったSSですが、夕暮れのような雰囲気になりました。

 

次は310行付近のある数字に注目します。

bloom*=0.111111;

この数字を変更することで、Bloom光の強さを変更できます。

bloom*=0.111111;

 

bloom*=0.15;

おおう…随分ファンタジックになった…。

 

次によくシネマティックなんとかと書かれている設定の再現方法です。

 

float rovigpwr = 80.0; // For Round vignette // 0.2

float2 sqvigpwr = float2( 1.2, 1.2 ); // For square vignette: (top, bottom)

float vsatstrength = 0.35; // How saturated vignette is

float vignettepow = 0.0; // For Round vignette, higher pushes it to the corners and increases contrast/sharpness

float vstrengthatnight = 0.0; // How strong vignette is as night, 0-1

関係する数字はこの辺り。

こうなります。

 

float rovigpwr = 0.0

float2 sqvigpwr = float2( 0 , 0. );

こう2つのパラを0にすると帯が消えます。

多くの設定ではfloat vstrengthatnight = 0.0も360などに設定されていますが、これがどういう意味を持つかちょっと分かりません…。

一応設定されてる場合は、0にしておいて下さい。

 

余談ですが、float vsatstrength = 0.35;は暗い部分の彩度に関わるようです。

 

float vsatstrength = 0.0;

 

float vsatstrength = 0.50

結構変わりますね。

意外と見落とされてる彩度設定の上、他のパラにあまり影響を与えない・受けないので、簡単に彩度を上げれると思います。

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